ネットワークに書き込む前にバッファする最大バイト数を指定します。HTTP と HTTPS では、このバイト数が、HTTP 要求の本文の最大サイズに変換されます。
buffer_size=bytes
一般に、HTTP と HTTPS のバッファ サイズが大きくなるほど、HTTP 要求応答のサイクルの数は減りますが、必要なメモリ量は増えます。
TCPIP と TLS でも、バッファ サイズが大きくなるほどパフォーマンスは向上しますが、必要なメモリ量が増えます。ただし、パフォーマンスの差は、HTTP ほど大きくありません。
単位はバイトです。キロバイトには K、メガバイトには M、ギガバイトには G を指定してください。
最大値は 1 Gです。
このオプションは、クライアントからの要求のサイズを制御します。Mobile Link からの応答のサイズは制限しません。
dbmlsync を使用してネットワーク・プロトコル・オプションを設定する方法については、CommunicationAddress (adr) 拡張オプションを参照してください。
Ultra Light を使用してネットワーク・プロトコル・オプションを設定する方法については、Ultra Light 同期ストリームのネットワーク・プロトコルのオプションを参照してください。
次の例は、最大バイト数を 32 K に設定します。
SQL Anywhere クライアントでは、実装は次のようになります。
dbmlsync -e "adr=buffer_size=32K" |
Embedded SQL または C++ で作成された Ultra Light アプリケーションでは、実装は次のようになります。
synch_info.stream_parms = TEXT("buffer_size=32K"); |
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