Push 通知は、このエージェントに対して有効です。永続的でない UDP 接続が使用されます。Mobile Link Listener (dblsn) が qauagent によって起動されますが、Mobile Link サーバーへの永続的な接続は維持されません。代わりに、UDP リスナーが Mobile Link から Push 通知を受信します。クライアントデバイスにパブリック IP アドレスが設定されており、UDP や SMS でアクセス可能であれば、次のような場合にこのモードを使用すると便利です。

• クライアントデバイスでダイヤルアップネットワーキングを使用しており、接続時間にかかるコストが懸案である場合。
• QAnywhere 上のメッセージトラフィックが少ない場合。永続的な TCP/IP 接続ではネットワークサーバーのリソースが消費されるため、スケーラビリティに影響を与える可能性があります。
• クライアントデバイスのネットワークカバレッジが安定していない場合。接続可能なときに自動ポリシーを使用してメッセージを転送できます。このような環境で永続的な接続を維持しようとしても、CPU リソースが浪費されるだけで、何の役にも立ちません。

Push 通知は、ライトウェイトポーリングを使用しているこのエージェントに対して有効です。ライトウェイトポールのポール期間を調整するには、lwpoll の後に希望の間隔 (秒単位) を角カッコで囲んで指定します。たとえば、-push lwpoll[5] は、ポールの間隔が 5 秒のライトウェイトポーリングを使用するように QAnywhere Agent を設定します。間隔が指定されていない場合、デフォルトの間隔は 60 秒になります。

セキュリティ保護された環境でライトウェイトポーリングを使用するクライアントでは、他の Push 通知モードと異なり、Mobile Link Listener 用の Mobile Link ユーザーを登録する必要はありません。