OLE DB クライアントライブラリを配備する最も簡単な方法は、Deployment ウィザードを使用することです。
独自のインストール環境を構築するために、この項ではエンドユーザに配備するファイルについて説明します。
各 OLE DB クライアントコンピュータには、次のものが必要です。
OLE DB が動作するインストール環境 OLE DB ファイルとファイルの再配布に関する指示については、Microsoft から入手できます。ここでは、その詳細は説明しません。
SQL Anywhere OLE DB プロバイダ 次の表には、SQL Anywhere OLE DB が動作するプロバイダに必要なファイルを示しています。これらのファイルは単一のディレクトリに置いてください。SQL Anywhere のインストールでは、これらのファイルすべてが SQL Anywhere インストールディレクトリのオペレーティングシステムに対応するサブフォルダに置かれます (例:bin32、bin64)。Windows の場合、プロバイダ DLL が 2 つあります。2 つ目の DLL (dboledba16.dll) は、スキーマサポートの提供に使用される支援 DLL です。
説明 | Windows |
---|---|
OLE DB ドライバファイル | dboledb16.dll |
OLE DB ドライバファイル | dboledba16.dll |
言語リソースライブラリ | dblg[LL]16.dll |
[接続] ウィンドウ | dbcon16.dll |
昇格操作エージェント | dbelevate16.exe (Windows Vista 以降のみ) |
上記の表には、指定が [LL] であるファイルが示されています。メッセージファイルは複数あり、それぞれが異なる言語をサポートしています。異なる言語のサポートをインストールするには、それらの言語のリソースファイルを追加してください。[LL] を言語コード (en、de、jp など) に置き換えます。
OLE DB プロバイダには、複数のレジストリエントリが必要です。レジストリエントリを作成するには、regsvr32 ユーティリティを使用して dboledb16.dll および dboledba16.dll の各 DLL を自己登録します。
Windows Vista 以降のバージョンの Windows では、DLL を登録または登録解除するときに必要な権限の昇格をサポートする SQL Anywhere 昇格操作エージェントを含める必要があります。このファイルは、OLE DB プロバイダのインストール手順またはアンインストール手順の一部でのみ必要です。
Windows クライアントには、Microsoft MDAC 2.7 以降を使用することをおすすめします。
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