SACommand オブジェクトを使用して、SQL Anywhere データベースに対して SQL 文を実行したりストアドプロシージャを呼び出したりできます。次のいずれかのメソッドを使用して、データベースからデータを取り出すことができます。
ExecuteReader 結果セットを返す SQL クエリを発行します。このメソッドは、前方専用、読み込み専用のカーソルを使用します。結果セット内のローを 1 方向で簡単にループできます。
ExecuteScalar 単一の値を返す SQL クエリを発行します。これは、結果セットの最初のローの最初のカラムの場合や、COUNT または AVG などの集約値を返す SQL 文の場合があります。このメソッドは、前方専用、読み込み専用のカーソルを使用します。
SACommand オブジェクトを使用する場合、SADataReader を使用して、ジョインに基づく結果セットを取り出すことができます。ただし、変更 (挿入、更新、または削除) を行うことができるのは、単一テーブルのデータのみです。ジョインに基づく結果セットは更新できません。
SADataReader を使用する場合、指定したデータ型で結果を返すための Get メソッドが複数あります。
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