PHP が適切に設定されているかどうかをテストするいくつかの Web ページを作成し、実行します。
前提条件
PHP をインストールします。PHP のインストールの詳細については、 http://us2.php.net/installを参照してください。
内容と備考
このプロシージャはすべての設定に適用されます。
ルートの Web コンテンツディレクトリに info.php という名前のファイルを作成します。
使用するディレクトリがわからない場合は、Web サーバの設定ファイルを確認してください。Apache のインストール環境では、多くの場合、そのコンテンツディレクトリの名前は htdocs です。Mac OS X では、Web コンテンツディレクトリの名前は使用しているアカウントによって異なります。
Mac OS X システムのシステム管理者である場合は、/Library/WebServer/Documents を使用します。
Mac OS X のユーザの場合は、ファイルを /Users/your-user-name/Sites/ に置きます。
ファイルに次のコードを挿入します。
<?php phpinfo(); ?> |
phpinfo は、システム設定情報のページを生成する PHP 関数です。これによって、PHP と Web サーバのインストールがともに適切に機能していることが確認されます。
ファイル connect.php を sdk\php\examples ディレクトリからルートの Web コンテンツディレクトリにコピーします。これによって、PHP と SQL Anywhere のインストールがともに適切に機能していることが確認されます。
sa_test.php という名前のルートの Web コンテンツディレクトリにファイルを作成し、このファイルに次のコードを挿入します。
<?php $conn = sasql_connect( "UID=DBA;PWD=sql" ); $result = sasql_query( $conn, "SELECT * FROM Employees" ); sasql_result_all( $result ); sasql_free_result( $result ); sasql_disconnect( $conn ); ?> |
sa_test ページには、Employees テーブルの内容が表示されます。
必要な場合は、Web サーバを起動します。
たとえば、Apache Web サーバを起動するには、Apache のインストール環境の bin サブフォルダから次のコマンドを実行します。
apachectl start |
Linux または Mac OS X では、提供されているスクリプトのいずれかを使用して SQL Anywhere の環境変数を設定します。
使用しているシェルに応じて適切なコマンドを入力して、SQL Anywhere のインストールディレクトリから SQL Anywhere の設定スクリプトのコマンドを実行します。
シェル | 使用するコマンド |
---|---|
sh、ksh、または bash | . /bin32/sa_config.sh |
csh または tcsh | source /bin32/sa_config.csh |
コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行して SQL Anywhere サンプルデータベースを起動します (まだ行っていない場合)。
dbsrv16 "%SQLANYSAMP16%\demo.db" |
PHP と Web サーバが SQL Anywhere で正常に機能していることをテストするには、サーバと同じコンピュータで実行されているブラウザからテストページにアクセスします。
テストページ | 使用する URL |
---|---|
info.php | http://localhost/info.php |
connect.php | http://localhost/connect.php |
sa_test.php | http://localhost/sa_test.php |
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