「プライマリキープール」は、SQL Remote システムで、各データベースのプライマリキー値のセットを格納するテーブルです。マスタプライマリキープールテーブルが作成され、統合データベースに格納されます。リモートユーザは、統合データベースのプライマリキープールテーブルに対してサブスクライブし、自分のプライマリキー値のセットを受信します。リモートユーザが新しいローをテーブルに挿入する場合は、ストアドプロシージャを使用してプールから有効なプライマリキーを選択します。プールは、使用できる値を補充するプロシージャを、統合データベースで定期的に実行することによって管理されます。
プライマリキープールを使用するには、次のコンポーネントが必要です。
プライマリキープールテーブル 統合データベースでは、システム内のデータベースごとに有効なプライマリキー値を保持するテーブルが必要です。
補充プロシージャ 統合データベースでは、値を補充したキープールテーブルを維持するストアドプロシージャが必要です。
キープールの共有 システムの各リモートデータベースは、統合データベースのキープールテーブルから取得した、そのデーターベース自体の有効な値のセットに対してサブスクライブする必要があります。
データ入力プロシージャ リモートデータベースでは、次に有効なプライマリキー値をプールから選択し、キープールからその値を削除するストアドプロシージャを使用して、新しいローを入力します。
プライマリキープールテーブルの作成
プライマリキープールのレプリケーション
キープールの入力と補充
キープールのプライマリキーの使用
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